top of page

里親シンポジウム地域集会in東大阪

木々も少しずつ色づき始め、秋の深まりを感じるようになってまいりました。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

秋雨前線が停滞しているようであいにくの空模様でしたが、10月14日の土曜日、布施の夢広場にて『地域シンポジウム地域集会in東大阪』を開催いたしました。

東大阪市長 野田義和様があいさつに来てくださり、里親の必要性と里親会の発展を願うお言葉をいただきました。お忙しいなか、本当にありがとうございました。

東大阪子ども家庭センター里親担当より、社会的養護の子どもたちについて、里親制度についての説明の後は、養子里親として子どもを迎えたお父さんと、はぐくみホームとして奮闘している里母さんの体験談を聞かせていただきました。

里親になろうと思ったきっかけ、子どもとの出会い、ご夫婦それぞれの思いと決意、大変だったこと、子どもと共に成長している実感、子どもと過ごす幸せな時間、はぐくみホームとして子どもと別れることの辛さと子どもの幸せを願う気持ち、行政への不満など、お二人とも本当に率直に、飾らない言葉で話してくださいました。聞いている私たちの心にもスッと入り込み、お二人に出会うことができた幸せな子どもたちを思い、どうかこの幸せが広がるようにと願いながら聞かせていただきました。

分科会では、「あなたにとって家族とは?」をテーマに、6グループに分かれて色んな話をしました。今日はどんなきっかけで参加してくださったのか、体験談を聞いた感想、疑問や不安、先輩里親さんや支援機関、施設の職員など様々な立場からの話もあり、各グループかなり盛り上がり、休憩も取らずに和気あいあいと話が弾みました。あっという間に閉会の時間になってしまい、消化不良気味のグループもあったのではないでしょうか。

これからも相談会やシンポジウムなど開催しますので、どうぞお気軽に参加していただければと思っております。私たちもお気軽に参加していただけるような内容を企画していきたいと思います。

今回は、新聞やチラシを見てとか、会場下での呼び込みを聞いて興味を持ったからとか、中には大阪府以外の地域から来てくださった方もおられました。里親に関心を持って参加してくださった皆さま、関係者の皆さま、スタッフとして参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!皆さまのおかげで、温かな雰囲気でありながらも活発な意見が飛び交うとても良いシンポジウムになりました。

最新記事
アーカイブ
タグから検索
bottom of page