新年会♪
梅の蕾もほころび、春の訪れが待ち遠しい季節を迎えております。
新型コロナウィルス感染予防のため延期となっておりましたふたば里親会の新年会が、2月20日(土)、
菱屋西公民館で行われました。
例年、子どもたちと一緒に巻き寿司やケーキ、ピザなどを作りみんなでいただくのですが、今年は
感染予防対策としてお弁当を発注し、時間を短縮して行うことになりました。
みなさんに会うのは11月のひらかたパークでのレクレーション以来、3ヶ月ぶりとなりました。3ヶ月も
あると背が伸びている子もいれば、顔つきが少しお兄ちゃんお姉ちゃんになっている子もいて、気分は
親戚のおばちゃんです。
10種類のお弁当をご用意いただき、好きなものを選んで席に着きました。辻本会長より新年の挨拶のあとは、この度【厚生労働大臣賞】を受賞された江田夫妻に花束を贈呈させていただきました。この賞は、長年里親
としてご尽力された方々へ贈られる賞で、江田夫妻もこれまでたくさんの子どもたちを養育され、その功績を称えてみんなでお祝いさせていただきました。
子どもたちはというと、早くもお箸を持ってお弁当を覗き込んでいる子もおり、みんなで元気に「いただきます!」をしてしばし食事の時間となりました。感染予防のため,向かい合わせになることは控え、学校の教室のように全員が同じ方向を向いて食べる様子は少々寂しいものがありましたが、美味しいお弁当をいただきながら、この後みんなで遊べることへの期待感でいっぱいの様子でした。
昼食を終えた子どもたちは2階の部屋に移動し、久しぶりの対面を喜んで楽しそうに遊び始めました。
大人はコーヒーで食後の一息をついた後、クジ引きの準備です。テーブルに子ども用、大人用の景品を並べ、段取りを決めました。今年は景品の数が多く、2階から戻って来た子どもたちの目は釘付け。透明の袋に入っている景品を見て、どれを選ぼうかとクジを引く前からワクワクした表情です。クジには番号が書いてあり、その番号順に前に来て自己紹介をし、欲しい景品を選ぶことができます。早い番号を引いた子どもたちは欲しい景品を手に取り喜んでいますが、遅い番号を引いてしまった子どもは、狙っていた景品が誰かの手に渡ってしまわないかとハラハラです。選び終わると、ふたば会からお年玉として図書カードをいただきました。
残った景品は年齢ごとに分かれ、ジャンケンにて争奪戦が繰り広げられました。最後に、ある里親さんが折り紙で作ってくださった【鬼滅の刃】のキャラクターをいただけることになったのですが、これが本当に凄いんです!竈門禰豆子がいます、我妻善逸がいます、伊之助がいます、他にも胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎、蜘蛛の母がいて、子どもたちは好きなキャラクターを選ばせてもらいました。
少々のブランクがあっても、すぐに仲良く遊ぶことができるのは子どもの特権ですね。時にちょっとしたケンカもありますが、それも言いたいことが言える関係になってきているからでしょうか。里親さんもそんな様子を見て、家とは違う一面を発見したり、成長を感じることができるのかもしれません。
この一年、当たり前の生活が送れることが、いかにありがたいことなのかを身に沁みて感じることができました。子どもたちの可愛い笑顔を、マスク無しで見られる日が早く訪れることを願っております。
コロナに関しては、まだまだ先が見えない状況です。みなさまも引き続き気をつけてお過ごしください。
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