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11月4日-5日 宿泊レクリエーション

 11月4日と5日、ふたば里親会の一泊レクリエーションをしました。里親会の里親子さんと私たち支援員、それから児童養護施設の子どもたち約50名が参加しました。また、里親候補の方も参加され、里親子の関係を身近に感じてもらえたのではと思います。

 去年も児童養護施設から数名参加させて頂き、普段外泊や外出がほとんどない子どもたちが参加しているので、みんなとても楽しんでいたことと、家族や家庭というものを身近に感じる良い機会になったと聞きます。今年もそうなればいいなとの期待を胸に参加させて頂きました。

 1日目の昼食は緑地公園でBBQ!ニッセイ財団様から寄贈していただいたテントやコンロなど、キャンプセットが大活躍。焼きそばやソーセージ、トウモロコシや餃子など、机に置くと瞬く間になくなってしまいました。子どもたちから「いつも食べてるやつよりおいしい」と嬉しい声も。いつもご飯を作っているお母さんたちは少し複雑そうでしたが(笑)。

 BBQのあとは緑地公園内のアスレチックでめいっぱい体を動かし、くたくたになるまで遊んでも、子どもたちはまだ遊び足らない様子。お風呂は銭湯に皆で行く予定だったので、それまで里親会会長さん宅でのんびり、と考えていたのに、元気の有り余っている子どもたちは「外に出たい!」と近場の公園へ。大縄やバドミントンなど、40分ほど楽しんでいました。

 銭湯でもものすごく楽しそうに過ごしていました。多少なり暴れる子どもたちを寛大な心で「いいよ、いいよ」と笑ってくださった地域の方々、本当にありがとうございました。夕食は会長宅でバイキング!カレー!子どもたちは何度もお皿を持って往復し、「お腹が破裂するんじゃ・・・」と心配になるくらい食べていました。

 それなのにすぐに遊びまわれる子どもたちの体力には脱帽しますね(笑)。お泊りさせて貰ったのは施設の子どもたちだけで、里親子さんたちは夕飯後に帰ってしまわれたのですが、見送る子どもたちはそれはそれは寂しそうで、1日でそれだけ仲良くなったんだなと微笑ましい気持ちでした。夜、なかなか寝ない子どもたちが急に「今日はほんまに楽しかったな~」と話し始めたので聞き耳を立てて聞いていました。「うん!公園が楽しかった。」「僕はお風呂屋さんも楽しかったし~溺れそうになったけど泳いだで~」「ピョンピョン跳んだら大丈夫やったな~」「公園も楽しかったし~ご飯も美味しかったし~・・・」「カレーとトウモロコシと~・・・バナナと~みかん美味しかった!」「うん!」「明日わんこと遊べるかな~」などなど、子ども同士で語り合っていました。子どもって大人が思う以上にいろんなことを感じ、考え、感受性豊かで面白いなあと改めて思いました。大人みたいな”いっちょまえ”な口ぶりに思わず笑いそうになりました。

 翌朝の朝食もホットケーキやフレンチトースト、サラダなどバイキング形式で、それぞれが好きなものを好きなだけ取ってきて食べていました。

帰る時間になると、子どもたちは皆、少しでも帰る時間を先延ばそうと、用意する手をゆっくりにしたり、なかなか上着を着なかったりと、可愛い抵抗をしていました。

 そんなに楽しかったのだと思うと、私たち支援員も参加させて貰って良かったなあと、2日間の苦労が吹き飛ぶようでした。

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