ふたば里親会 新年会
新しい年になりまして、1月12日(土)にふたば里親会の新年会が開かれました。
里親さん、里子さんはもちろん、センターの職員や支援機関のスタッフ、私たち里親支援専門相談員や施設の子ども達も招待していただき、皆で新しい年が明けたことをお祝いしました。
まずは定例会で、ふたば会としての今年の抱負やイベントなどを話し合い、それぞれの近況を話し合ったりしました。子どもたちは別室で遊んでいたので、育児に忙しいお母さんたちにとっては束の間の歓談タイム。だったのですが、お昼が近づくにつれて定例会をしている部屋の扉のガラス窓にちらちらと怪しい人影が…。正体はお腹を空かせて我慢できなくなった小学生のお兄ちゃんたち。どうやら「会議中に入っちゃいけない」と思ったようで、2~3人でそうっと様子を見に来たみたいです。さすがにお腹を空かせた子どもたちを放って会議をしているわけにはいかないですね。会議が長引いたことを子どもたちに謝って、そこからは子どもたちと一緒にお昼ご飯とおやつのケーキを作ります。
今日はピザとのり巻きとおにぎり、それからケーキを子どもたちと一緒に。アメリカンドッグや唐揚げなど、油や火を使う物は大人だけで作ります。
ケーキ作りは生クリームを泡立てるところから。ハンドミキサーで泡立てて、氷水につけて溶けないようにして。なんてしていると、そうっと伸びてきた手がクリームに! 危なく突っ込みそうになった指は、年上のお姉ちゃんが「触ったらあかんよ」と止めてくれました。食べたい気持ちをぐっとこらえて、みんなで順番にクリームを塗って、果物を乗せていきます。仕上げにクリームで縁取りをして完成! ボールに残ったクリームを少しずつみんなで舐めたのはナイショです(笑)
ピザは生地をのばして、トマトソースを塗って、トッピングまで子どもたちにお願いしました。中にはチーズ大盛りのピザやソーセージモリモリのピザなんかもあって、好きな物をいっぱい乗せたんだなぁと微笑ましい限りです。形も丸かったり、四角かったり、なんとも個性的なピザになりました。後で聞いたところ、なんとピザ生地も里親さん宅の手作り! 今日の為にいっぱい準備してくださったんですね。本当にありがとうございます。とてもおいしかったです!
のり巻きは少しコツがいるようで、小さい子はなかなか苦戦していましたが、大人が少しずつ手助けして、上手にできると得意満面。嬉しそうにのり巻きを積み上げていました。
おにぎりは意外にも小学生のお兄ちゃん達が頑張ってくれました。幼稚園の子たちが食べやすい小さなおにぎりを、大きな手でラップに包んで、一生懸命握ってくれました。中身は鮭だったり昆布だったり、ちらっと見えているのはご愛嬌ですね。
できあがるとみんなで並んで好きな物を取っていきます。
小さい子が先と言われてましたが、待ち切れないお兄ちゃんお姉ちゃんがフライングして並んでいたり。早くしないとなくなっちゃうという気持ちはとてもよくわかるんですけどね。
みんなで話をしながら、大人も子どもも何度もおかわりに並びに行ってしまいました。仕方ないですね、本当においしかったんですよ。
お腹もいっぱいになった頃、里親支援専門相談員が企画したゲームに、みんなで挑戦してもらいました。その名も『思い出ビンゴゲーム』。ルールは単純で、前に書かれたお題から好きな言葉を選んでビンゴを作ります。次にお題が書かれた紙が裏向けにして貼られているのを、当てられた人が選んでいきます。あとは普通のビンゴと同じ、たて・よこ・ななめ、そろった人から景品がもらえます。子どもたちは欲しかった景品をゲットし、おやつとお年玉ももらって、みんな大喜びでした。
今回は新年会ということで、食事もゲームもしてという大きな催しになりましたが、ふたば里親会では、もっと気軽な雰囲気のサロンも開いています。
その名も「よつば女子会」。月1回くらいのペースで、みんなでご飯を作って、食べながらおしゃべりする、そんな会です。女子会ですが男性の参加もOK。よければまた遊びに来てください。